星に願いを・・・。A
向こう側までは思っていたより長かった。
島が直ぐそこに見えているというのに、道はくねくね曲がって中々辿り着けない。
しかし、急げば細い道を踏み外して海に落ちてしまうかもしれない。
俺は足元を注意深く確認しながらゆっくりと島を目指した。
不意に風が吹く。
柔らかくて心地良い風。
やがて風がおさまったとき、視界の端に何かが映った。
誰か、そこにいる・・・?
月の光がその「誰か」を照らした。
浅黒い肌に、赤みがかった髪。
がっしりとした甲羅の、岩ガメだった。
彼もこっちに向かって歩いてくる。
でも、何だか足取りが重そうだ。
どうしたんだろう・・・?
そう思って声をかけようとした時、彼の足から血が流れているのが目に入った。
「それ、どうしたんだ!?」
慌てて駆け寄った俺に、彼は荒い息を吐いて言った。
「薬草の・・薬草のある場所を・・知らないか・・?」
薬草・・・?
確かに傷には薬草が必要だ。
どうしよう、ここにはそんな物ないし・・・。
でも、ここからならまだ俺がいた島からあまり離れていない筈だ。
島の岩陰にならそんな薬草があったかもしれない。
「ちょっと待ってて。今とってくるから!」
そう言って俺は島まで駆け戻った。
無事、傷に効く薬草を見つけると、全速力でさっきの場所まで戻る。
それにしても、一体何があったのだろう・・・?
俺が戻ると彼はとてもぐったりした様子でしゃがみ込んでいた。
「大丈夫!?」
駆け寄って薬草の汁を傷口つける。
顔をしかめた彼はとても痛々しかった。
よく見ると足だけじゃなく、体のあちこちにも細かい傷がある。
「この際、全部塗っとくからね。」
俺がそう言うと、彼は顔をしかめながらありがとう、と言った。
「よし、これで完璧!」
無事に治療を終え、息をつく。
「本当に、ありがとう。」
今度は微笑みながら彼が言った。
「べ・・別にいいよっ。」
声が上ずってしまったのが分かって、更にドギマギしてしまう。
ただでさえ話しをするのが久しぶりで上手く話せないっていうのに。
何だか恥ずかしくなったのを誤魔化すように話題を変えた。
「それはそうと、何で怪我なんかしてたんだ?島に何かいるのか??」
すると彼はああ、と溜め息混じりに言って、とても悲しそうな、とても憎らしいような、
そんな顔をして話し出した。
その島では彼とそしてたくさんの仲間が暮らしていたのだそうだ。
青々と草が生い茂り、小鳥はさえずり、カメの他にも様々な動物達が暮らす島。
そこで彼らは仲良く平和に暮らしていた。
あの日が来るまで。
その日、その島にやって来たのは銃とナイフを持った人間達だった。
食料と木材の調達にやって来た彼らは、銃でヤシの実を打ち落とし、草を狩り、
木をなぎ倒していった。
しかも彼らは、自然の溢れるその島が気に入ったらしく仲間を呼んで住み着いてしまった。
更に木を倒し、道を作り、家を建て、食料となる動物は皆、討ち取られた。
「おまけに、奴らは新しい『遊び』を始めやがった。」
彼は苦しげに言う。
無人島を開拓し、我が物にしてしまった人間達はそろそろ退屈になってきたらしい。
そこで始めたのがその『遊び』だ。
その頃になると島には食料にしにくいカメ等の小動物が多く残っていた。
そこで、カメを的にして遠くから石を投げて多く当てたら勝ち。
始めこそ石だったが段々『遊び』はエスカレ−トし、銃を持ち出し、やがては「多く殺したら勝ち」になってしまった。
一匹、一匹と又仲間が死んでゆく。
苦しそうに彼は顔を歪めて言った。
「そして、とうとうカメは俺以外いなくなった。他の動物も、だ。
奴らは、もうこの島には何も無いと気付いて帰っていったよ・・・。
それで僕はとりあえず怪我だけでも治そうと思ったんだけど、向こうの島は薬草が根こそぎ採られていて・・・。」
助かったよ、と言う彼に
俺は、何も言えなかった。
あの嵐の日から今まで、ずっと独りでいた。
でも、エサはあったし、敵となるものもいなかった。
誰もいなかったけど平和だった。
彼はずっと戦ってきたんだ。
仲間が次々と死んでいく中で、必死に隠れて逃げて、死を隣に感じながら。
「君、何泣いて・・・?」
彼に言われて初めて自分が泣いていたことに気が付いた。
慌てて拭うのに、止まらない。
「俺、俺っ、・・・向こうの島に・・・ずっと独りでいたんだ。
嵐で皆、流されたり木の下敷きになったりして・・・っ。
俺は運・・良く長い草に・・・絡まって無事・・だった・・んだ・・けど・・っ。
気が・・つい・・・たら誰も・・・いなくて・・独りで。
心・・・細くて・・・。」
そこまで言って一度大きく息を吸い込んで続ける。
「いつも・・淋し・・くて死んじゃう・・かと思ってた・・・。でも少なく・・ともおれの・・島は平和・・・だった。草がたく・・さんあって・・それに襲って来る・・ものもいなかっ・・た。君と・・比べたら・・・こんな・・苦しさぐらい・・っ全然大した・・こと無くて・・・俺はすごく、弱い・・・っ。」
最後の方はもう声にならなかった。
すると俺の体をふわりと何かが包む。
それが彼だと気付くまで3秒。
「もう、泣くのは止めて。君が泣くことは、全然無いから。」
そう言う彼の声はとても優しくて。
「悲しみや苦しみってさ、他人と比べるものじゃないと思うんだ。
それがどんな大きさの悲しみか、苦しみか。きっとそんなことじゃないんだと思うよ。
例えば今日は雨が降って悲しい、と家族が死んで悲しい。2つは全く別の悲しみなんだよ。
だからそれらを比べることなんて出来ない。『悲しい』って思えばどんなことだって悲しみになるから。
君は、仲間が誰一人いなくなって淋しかった、苦しかった。
僕も、仲間が誰一人いなくなって淋しかった、苦しかった。
ほら、同じだ。
確かに状況は違うけど・・・違ってて当たり前なんだから。」
彼の胸の中は暖かくて、何故だかとても懐かしくて。
気が付いたら、もう涙は止まっていた。
「そう・・・だね。ありがとう。」
顔を上げると彼も笑っていた。
「やっと笑った。」
その顔を月が照らしてくれる
二人で少しの間微笑みあう。
「ずっと淋しかった。でも、君に会えてよかった。」
「僕も、そう思う。」
そう言って僕らはまた笑って、満天の星空の下仲良く眠りについた。
朝、海から昇る朝陽を背にして彼が言った。
「僕は・・・、もう人間もいなくなったし、仲間の埋葬もしないといけないから。当分はあっちの島でいるよ。」
そう、いつまでも一緒に居られる訳じゃない。
「そっか、じゃあお別れだね・・・」
胸に残念な気持ちが広がっていく。
でも。
不思議と「淋しい」とは思わなかった。
「それじゃ。」
「うん、また。」
そう言って彼は朝陽の方向へ歩き出した。
空を見ると、まだ西の方は紫色をしていた。
そこに輝く、一つの星。
それが一瞬だけ強く光ったような気がした。
彼が完全に珊瑚の道を渡りきるとゆっくりとそれは消えていった。
これからは1人で生きていく。
星にかけた願いを・・・
とりあえずこの話は終わり・・・かな?
っても微妙な話だな;;友情?
でもこの亀くん2匹は結構気に入ってます。
この話を書いて私はファンタジ−に向かないことが分かってしまいました。
次は学園モノにしようっと・・。
2005年08月16日
2005年08月15日
小説A〜T〜
目を開ければ、海が見えて。
潮の香りが愛しくて。
なのに、誰もいなくて。
星に願いを・・・。
俺はずっと独りだった。
波に漂う島に、たった一人。
たくさんいた仲間は激しい嵐で続いなくなってしまった。
俺はカメだ。
この島には俺を狙う天敵もいないし、エサとなる草だって生い茂っている。
きっと、あと100年は生きるだろう。
この、誰もいない島で、ひとり。
・・・淋しい。
淋しくて、最初は気が狂いそうだった。
いつも仲間が傍にいたから。
死のうとも思った。
高い崖から落ちればこの固い甲羅だって割れてしまうだろう。
それでも出来なかった。
怖くて、足が震えた。
結局自分は独りで生きられなくて。
死ぬことすら出来ずに、うじうじうずくまっているのだ。
夜。
辺りがいつものように静まりかえる。
その日も俺は砂浜で寂しく海を見ていた。
夏の海は夜になると、とても穏やかで、でも切なく見えた。
ざざん・・・ざざん・・・
波の音。
耳慣れたその音は、なぜだろう。
泣いているように聞こえる。
・・・淋しい。
俺が半ベソをかきだした時だった。
・・・海面がキラキラ存っている・・・?
「・・・キレイ。」
久しぶりに出した声は少し掠れていた。
でも、何で光って・・・?
上を向いて分かった。
空一面に星が輝いていたのだ。
さっきまでそれらを覆っていた雲が切れて、その光が海面を照らしていたのだった。
「まるで、天の川みたいだ。」
空にある川。
そう言って、思い出したことがあった。
天の川だ。
昔、まだ続で暮らしていた頃、これと同じ空を見たことがあった。
あまりの美しさに惚けている俺に長老ガメが教えてくれたのだ。
『これは、天の川と呼ばれる其にある川なんじゃ。
たくさんの星が見えるじゃろう?
あの星たちもワシらと同じように空で生きてるんじゃよ。
今を懸命に生きいてるから、ああして強く輝けるんじゃ。
お前も強く輝けるようになりなさい・・・。』
・・・強く。
でも、やっぱりダメだよ。
俺はとても弱いから。
淋しくて、とても淋しくて。
輝くなんて、出来そうもないよ。
星よ。
どうか叶えてくれるのなら。
誰かと話がしたい。
傍にいて欲しい。
抱きしめてもらいたい。
・・・強く、なりたい。
その瞬間、星が一層明るく輝いた気がした。
また雲が晴れて、さっきまで隠れていた満月が俺をやさしく照らす。
Grant Your Wises ―貴方の願いを叶えてあ造る―
まるでそう、囁くように。
ねぇ、本当に叶えてくれるというの・・・・?
すると急に波がうねりだした。
「・・・何?」
波が押し寄せたり、ずっと向こうまで引いたり。
「まさか、嵐がくるのか?!」
あの時のように。
強い風が吹いて、木が倒され、海は荒れ狂い、
そして、全てを流してしまうのだろうか・・・?
俺は怖くなって目を閉じ、甲羅の中に隠れた。
どれくらいたっただろう。
俺がいくらガタガタと震えても何も起こらない。
大丈夫、なのだろうか?
俺は恐る恐る甲羅から出てその光景に目を疑った。
何も起きなかった訳ではなかった。
海の真ん中に一本の道が出来ていたのだ。
「嘘・・・。何コレ?」
月と星の光を浴びてキラキラ輝く珊瑚の砂の道。
そこが他し盛り上がって、海を二分していた。
その道はずっと向こうの、島まで続いていた。
向こうに俺の仲間がいるだろうか。
あそこまで流されている可能性が無いとはいえないし。
行ってみようかな・・・・。
細い道の砂をそっと踏んでみる。
「ちゃんと歩ける。」
向こうまで行けるかもしれない・・・!
行ってみたい。
―俺はゆっくり歩き出した。
さて、こちらは以前オフで作った小説本(?)の使いまわし・・・・。
擬人化万歳です(他
多分オフ友の方はコレを見たことがあると思います。
理科の先生によれば、本当に亀がたった一匹で暮らしている無人島があるそうで。
しかもその一匹は世界中のどこにも、もう同じ種類がいないんだとか・・・。
そんな亀が他の亀と出会ったら良いだろうなv的発想のもと書いてみたわけです。
ということで、次は亀くんもう一匹登場します。
色々とツッコミ所もあるでしょうが、ファンタジ−ということで、ね?
潮の香りが愛しくて。
なのに、誰もいなくて。
星に願いを・・・。
俺はずっと独りだった。
波に漂う島に、たった一人。
たくさんいた仲間は激しい嵐で続いなくなってしまった。
俺はカメだ。
この島には俺を狙う天敵もいないし、エサとなる草だって生い茂っている。
きっと、あと100年は生きるだろう。
この、誰もいない島で、ひとり。
・・・淋しい。
淋しくて、最初は気が狂いそうだった。
いつも仲間が傍にいたから。
死のうとも思った。
高い崖から落ちればこの固い甲羅だって割れてしまうだろう。
それでも出来なかった。
怖くて、足が震えた。
結局自分は独りで生きられなくて。
死ぬことすら出来ずに、うじうじうずくまっているのだ。
夜。
辺りがいつものように静まりかえる。
その日も俺は砂浜で寂しく海を見ていた。
夏の海は夜になると、とても穏やかで、でも切なく見えた。
ざざん・・・ざざん・・・
波の音。
耳慣れたその音は、なぜだろう。
泣いているように聞こえる。
・・・淋しい。
俺が半ベソをかきだした時だった。
・・・海面がキラキラ存っている・・・?
「・・・キレイ。」
久しぶりに出した声は少し掠れていた。
でも、何で光って・・・?
上を向いて分かった。
空一面に星が輝いていたのだ。
さっきまでそれらを覆っていた雲が切れて、その光が海面を照らしていたのだった。
「まるで、天の川みたいだ。」
空にある川。
そう言って、思い出したことがあった。
天の川だ。
昔、まだ続で暮らしていた頃、これと同じ空を見たことがあった。
あまりの美しさに惚けている俺に長老ガメが教えてくれたのだ。
『これは、天の川と呼ばれる其にある川なんじゃ。
たくさんの星が見えるじゃろう?
あの星たちもワシらと同じように空で生きてるんじゃよ。
今を懸命に生きいてるから、ああして強く輝けるんじゃ。
お前も強く輝けるようになりなさい・・・。』
・・・強く。
でも、やっぱりダメだよ。
俺はとても弱いから。
淋しくて、とても淋しくて。
輝くなんて、出来そうもないよ。
星よ。
どうか叶えてくれるのなら。
誰かと話がしたい。
傍にいて欲しい。
抱きしめてもらいたい。
・・・強く、なりたい。
その瞬間、星が一層明るく輝いた気がした。
また雲が晴れて、さっきまで隠れていた満月が俺をやさしく照らす。
Grant Your Wises ―貴方の願いを叶えてあ造る―
まるでそう、囁くように。
ねぇ、本当に叶えてくれるというの・・・・?
すると急に波がうねりだした。
「・・・何?」
波が押し寄せたり、ずっと向こうまで引いたり。
「まさか、嵐がくるのか?!」
あの時のように。
強い風が吹いて、木が倒され、海は荒れ狂い、
そして、全てを流してしまうのだろうか・・・?
俺は怖くなって目を閉じ、甲羅の中に隠れた。
どれくらいたっただろう。
俺がいくらガタガタと震えても何も起こらない。
大丈夫、なのだろうか?
俺は恐る恐る甲羅から出てその光景に目を疑った。
何も起きなかった訳ではなかった。
海の真ん中に一本の道が出来ていたのだ。
「嘘・・・。何コレ?」
月と星の光を浴びてキラキラ輝く珊瑚の砂の道。
そこが他し盛り上がって、海を二分していた。
その道はずっと向こうの、島まで続いていた。
向こうに俺の仲間がいるだろうか。
あそこまで流されている可能性が無いとはいえないし。
行ってみようかな・・・・。
細い道の砂をそっと踏んでみる。
「ちゃんと歩ける。」
向こうまで行けるかもしれない・・・!
行ってみたい。
―俺はゆっくり歩き出した。
さて、こちらは以前オフで作った小説本(?)の使いまわし・・・・。
擬人化万歳です(他
多分オフ友の方はコレを見たことがあると思います。
理科の先生によれば、本当に亀がたった一匹で暮らしている無人島があるそうで。
しかもその一匹は世界中のどこにも、もう同じ種類がいないんだとか・・・。
そんな亀が他の亀と出会ったら良いだろうなv的発想のもと書いてみたわけです。
ということで、次は亀くんもう一匹登場します。
色々とツッコミ所もあるでしょうが、ファンタジ−ということで、ね?
小説@〜序章〜
桜が散り始めた明け方に。
―コン、コン、コン。
目の前の男が爪で食卓を叩く音。
俺は、ついびくっと身構えてしまう。
それは合図。
暗黙の了解を求める、俺と目の前の男―実の兄である―稔と俺にしか分からない合図。
『―今夜、部屋に行ってもいいか―』
ピ−っと音がしてやかんがもくもくと白い湯気を出す。
相変わらず母さんは忙しく動き回り「遥、これでテ−ブル拭いてお茶碗出して!」と言っている。
今日は主婦のナントカの会というのがあるらしくこれから出かけるらしい。
「遥!聞いてるの!?」という少し苛立った声に俺は「・・・今やるから。」と立ち上がろうとした。
でも。
目の前のその視線からは逃れられるはずが無い。
いつもこうして週末の夜に実の弟である俺を抱く稔の突き刺すような視線。
底冷えのするような絶対零度のそれが怖くて
でも逸らせない。
どうしてなのかは分からないけど、冷たさの中にどこか悲しさや、苦しさが混じっているような気がして。
そんな視線を、稔を、拒めない。
そしていつの間にか今日も俺は
・・・コン、コン、コン。
イ エ ス と、合図を送り返すのだ。
・・・という訳で早速小説〜。
以前から書き溜めてたヤツです。
何とか序章の冒頭だけ形にしました。
ってか短っ!!
だって書きたいのにこのチンケな文章力のお陰で書く気を無くすんですもの!(コラ
ついつい書きかけの小説が放置プレイされて無駄にディスクに溜まってゆくのです・・・(汗
実際コレもネタ思いついたのは2年ぐらい前;;(痛
その時書いたヤツを今読み返してみると、兄が超キモかったです。「ココがいいのか?」って何ですか貴方は!!!
・・・自分で書いたんですがね。(苦笑
だいぶ今の自分の好みのキャラ&話等にリメイクされていくと思います。
他にも色々リメイクしたいのはあるんですがね−。時間とやる気が無い(爆
その中でもこの話を選んだのは今私が「兄弟熱再び!!!」だからです。
兄×弟も弟×兄も大好きだ―っっっvvv
―コン、コン、コン。
目の前の男が爪で食卓を叩く音。
俺は、ついびくっと身構えてしまう。
それは合図。
暗黙の了解を求める、俺と目の前の男―実の兄である―稔と俺にしか分からない合図。
『―今夜、部屋に行ってもいいか―』
ピ−っと音がしてやかんがもくもくと白い湯気を出す。
相変わらず母さんは忙しく動き回り「遥、これでテ−ブル拭いてお茶碗出して!」と言っている。
今日は主婦のナントカの会というのがあるらしくこれから出かけるらしい。
「遥!聞いてるの!?」という少し苛立った声に俺は「・・・今やるから。」と立ち上がろうとした。
でも。
目の前のその視線からは逃れられるはずが無い。
いつもこうして週末の夜に実の弟である俺を抱く稔の突き刺すような視線。
底冷えのするような絶対零度のそれが怖くて
でも逸らせない。
どうしてなのかは分からないけど、冷たさの中にどこか悲しさや、苦しさが混じっているような気がして。
そんな視線を、稔を、拒めない。
そしていつの間にか今日も俺は
・・・コン、コン、コン。
イ エ ス と、合図を送り返すのだ。
・・・という訳で早速小説〜。
以前から書き溜めてたヤツです。
何とか序章の冒頭だけ形にしました。
ってか短っ!!
だって書きたいのにこのチンケな文章力のお陰で書く気を無くすんですもの!(コラ
ついつい書きかけの小説が放置プレイされて無駄にディスクに溜まってゆくのです・・・(汗
実際コレもネタ思いついたのは2年ぐらい前;;(痛
その時書いたヤツを今読み返してみると、兄が超キモかったです。「ココがいいのか?」って何ですか貴方は!!!
・・・自分で書いたんですがね。(苦笑
だいぶ今の自分の好みのキャラ&話等にリメイクされていくと思います。
他にも色々リメイクしたいのはあるんですがね−。時間とやる気が無い(爆
その中でもこの話を選んだのは今私が「兄弟熱再び!!!」だからです。
兄×弟も弟×兄も大好きだ―っっっvvv
初ブログ。
初めまして皆様!
久嶋風姫(ひさじまふうひ)と申します。
ここでは私のオリジナル(版権もやるかも・・・)を気ままにUPしていきたいと思います。
ほんとに「気まま」なので更新遅いハズ;;
駄文ばっかで申し訳ないと思いますが、どうぞお付き合いくださいませ♪
久嶋風姫(ひさじまふうひ)と申します。
ここでは私のオリジナル(版権もやるかも・・・)を気ままにUPしていきたいと思います。
ほんとに「気まま」なので更新遅いハズ;;
駄文ばっかで申し訳ないと思いますが、どうぞお付き合いくださいませ♪

